FDMの治療で実践されるテクニックは、数えきれないほど多く存在します。その目的は、単に筋膜ディストーションを治療するだけなのですが、損傷の状態は様々で、個々の患者の状況によっても異なります。したがって実際の臨床では、それぞれの状況に応じ、適切に対応できるように、できるだけ多くの方法を身に付けておかなければなりません。しかしながらそれらすべての方法を一冊の本に記載することは不可能です。創始者の教本、『FDM:医学と外科的処置の実践範囲内における、ファッシャルディストーションモデルの臨床的、理論的応用』では、基本的なFDMの概念とテクニック、将来的展望が記載されていますが、実際にスティーブン・ティパルドス,D.O.が臨床で行っていたFDMの治療法の全ては掲載されていません。STAY
IN THE MODEL では、著者が創始者のクリニックで実際に臨床し、学んだすべてのテクニックの詳細と、著者の臨床で行っているテクニックを詳しく解説していきます。
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